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英語のおすすめ学習法 音読
声を出して読むこと

2022-05-07 10:44:34
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自分が英語を勉強してきた体験からいくつか有効な学習法をみつけたが、その一つが、音読だ。繰り返しいうけど、英語は、話される言葉だ。(まあ、日本語だってそうなんだけれど。)
 
日本の学校教育は、テキストと意味を中心に教えていて、音は後回しになっている。
 
 
だけど、声を出すことは、大切だし、それが英語上達の早道だと思う。
 
英語を声に出して、繰り返し読むと、テキストと音と意味が有機的に結びつくようになる。スポーツと同じで、反復が重要。そのうち考えなくても意味が意識を通じて入ってくるようになってくる。思考の抵抗感が低くなるほどいい。頭の中で、日本語に翻訳すると疲れる。そのストレスもなくなる。
 
英語を声にするときに、脳から腹、肺、口、下の筋肉に指令が送られ、それぞれの器官が動く。そして、声になった英語が耳から入ってきて、その刺激が脳に戻る。このループを繰り返すことにより、摩擦がなくなり、スムーズに英語が読めるよう、話せるようになる。
 
自転車に乗れなかった子供が乗れるようになるのと同じ。最初は、手や足に意識が向いてたけど、そのうち考えなくても乗れるようになるでしょ!
 
そのほか、音読にはこんなよいことがある。
• 英語の発音が身につく(個々の音、音と音のリンキング、イントネーションとリズム、強弱)。
• 上記のループが開通することで脳が活性化し、語彙、表現も身につく。
• 楽しい。(僕のクライアントさんは、楽しんでます。声を出すのって、いいじゃないですか!?)
 
長くなったので、音読の方法については、別の記事にします。
 
 

歳をとって、魅力的な声で話せるようになるか?

2022-07-14 18:51:50
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6週間の英語ボイストレーニングを修了した。

6人のグループで、その中にイタリア人のアルベルトがいた。みたところ70歳くらい。人生のほとんどをイギリスで過ごしてきたという。

過去何度かロイド先生に習ったそうだ。

6回目の締めくくりは、カート・ヴォネガットのエッセイを一人ひとり読んでいった。

アルベルトも、ロイド先生によれば「オペラ的な」見事さで音読を終えた。

少し甲高い、かすれたような魅力的な声だった。僕がみただけでも、この6週間でずいぶん進展した感じだ。

歳をとっても、魅力的な声で話せるようになるか?僕はもちろん可能だと思う。しかも、若いときとは違った人生経験に裏打ちされた声になる。

それはどのようにして可能になるのか?

長くなるのでその答えは別の機会に譲るとする。

簡潔にいうと、伝える意図、そして自分の声と肉体性についての意識だ。

美しい英語とは何か?

2022-07-08 16:33:10
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美しい英語の発音とは何か?

という質問を受けた。大切なことなので、機会あるごとに話してきたのだけど、この場所では書いてなかったかもしれない。改めて書いてみよう。

写真は、キューの王立植物園で撮ったもの。
トピックとは直説関係ないかも。


一言で言うと大事なのはauthenticであることだ。

もう少し考察してみよう。

まずは、日本語英語でいいんじゃないかという考え。まあ、一理あると思う。確かにイギリス人やアメリカ人と同じような発音で話す必要はないかもしれない。

ただし、個々の音や全体のリズムがある程度心地よく響かないと、相手は受け取ってくれないかもしれない。発音がコンプレックスになって、積極的に話せないという人も多い。だったら、少しネイティブの発音に近づけるように努力をした方がいい。完璧でなくても、ある範囲内であれば、通じるからだ。

どの程度近づけるか、というのは、人によってプライオリティが違う。例えば、「オックスフォード卒の同僚と渡り合えるような洗練された英語」が話せるようになりたいという人もいる。一方、「あっ、あいつ変わったな」と思われたいという人もクライアントの中にはいる。

それぞれの目標がある。どれが正しいか、間違っているかではない。どれも正しい。

僕自身は、田舎の少年自体、ジェームズ・ボンドとモンティパイソンが憧れだったので、そういう英語に近づきたかった。「教育を受けた」人の英語が話せるようになったと思っている。相手によっては、お高くとまった印象を与えないように、わざとくずして話すこともある。

一言でネイティブ英語と言っても、実は幅広い。イギリス英語だけみても、地方、階級、教育、環境によって、とても多様だ。(言語はだから面白いのだけど。)

例えば、インド系2世、3世のイギリス人たちは、親や祖父母の言葉の影響を残した英語を話し、それ自体が文化になっている。

僕はそういう英語は、authenticだと感じる。

僕は発音矯正という言葉を使わない。

自分が生まれ育った環境を尊重しながら、通じる英語、自分らしいからこそ共感できる英語を僕は目指している。

そして、それは少し意識を変えることで実現可能だと考えている。

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